宇宙人レア番外編

おばさんのつぶやき  その48

何かを想像するとき、目をつぶるよね。

目から飛び込んでくる情報は、
あまりにも多すぎて、あまりにも強烈過ぎて、
邪魔されないように、目をつぶるよね。

それから、心の中なのか、頭の中なのか、思いを巡らせる。

目では見ているわけではないけれど、その思いを“見て”いる。 
 
 

生まれつき目の見えない人もいるよね。
目では見ていないけれど、
もしかしたら、目ではない、何かで、
何かを“みて”いるのかもしれない…

ずっと気になっていたら、
目の見えない人のことを書いた本に出会いました。
 

「富士山」と「お月さま」は、
なぜか「平面的な三角形」、「平面的な丸」というイメージが強い。
視覚によって刷り込まれた情報がいかに強烈かってことなんだって。

でも、目の見えない人のイメージは、
「てっぺんが欠けた三角錐」と「球体」。
たしかにその通りだものね。

言われれば確かに坂になってると気付くほどの坂道も、
目の見えない人が歩いていくと、
「ここは丘の上なんですね」って、気付くのだそう。
 

目が見えている方が、情報量が多いことは確かだけど、
もしかしたら、本当に大切なことは、
視覚に邪魔されないほうが、よく“みえる”のかもしれない。

視覚だけではとらえきれないことの中にこそ、
本当のことがあるのかもしれない。
 

時には、目を閉じて、
視覚以外の感覚を研ぎ澄まして、
そしたら気が付かなかった何かに、出会えるかもしれないね。

20151216

 

**2015.12.16**